2017年3月、今回はオーガニックアイランド喜界島を応援するメンバーと一緒に表敬訪問しましたが、丁度3月7日、奄美群島国立公園が誕生し、喜界島島内3か所が国立公園として指定されました。
そのような喜びの時期の訪問で、私たちも興奮気味。地元新聞は、これで世界自然遺産登録へ大きく前進したと書いていました。
今回は現在建設中の「給食センター」計画中の「第2地下ダム」「喜界島肥料センター」の話題で盛り上がりました。それぞれ違う計画が三つですが、一つに繋がるんです。
喜界島島内3か所が国立公園として登録
「島をオーガニックアイランド」にしたいのは、環境、安全もあるが、大きな目的は命の地下ダムの水をいつまでもきれいにしておきたい、これも重要な 目標です」と改めて町長に伝えました。
製糖で生じたサトウキビの絞りかす「バガス」は、有機肥料原料の80%として使用できる。有機肥料を大量に安く農家に供給出来れば加速度的にオーガニックアイランドが実現できる。そうすれば第2地下ダムの水もきれいに維持できます。また、第2地下ダムには浄水設備も備えてもらいたいと思っています。 喜界島の有機化が進んだらまず子供達に有機野菜を食べさせたい。給食センターの野菜の何パーセントを何年で有機にするかの目標設定は島民が心を一つにできる目的です。やがて給食野菜100%有機の時期設定もする。
実はこれは私のアイデアでなく大林千茱萸監督が制作した ドキュメンタリー映画「100年ごはん」の内容を言った だけです。大分県臼杵市がオーガニックの町に生まれ変わった実話を 。この映画は2年前喜界島でも大林千茱萸さんが来島され上 映会を実施しました。
川島町長も映画を観られました。その時大林監督と話された町長の内容に「喜界島は臼杵市のような森林管理で生じる枝打ちのチップはない」「しかし粗糖工場で絞った後のサトウキビのバカスがある、これが有機堆肥の主成分にできますね」このようなことを言って下さった町長に当時私は感激しました。それを思い出しながら私は「町長、方法は地域特性があり喜界島ではおっしゃるとおりですね。100 年ごはんやりましょうよ」「楽しく、 みんなが納得できる目標を」
町長はニヤッと笑い「辻さんが町長選立候補したらすぐ当選ですよ」
まあ現実と理想の狭間の中で川島町長はどこまでどうされるか?オーガニックアイランドを目指す皆さんと、どこまで応援とプッ シュができるか。頑張るしかないです。