オーガニック
ORGANIC

── 自然と共生した健康的なライフスタイルの提案 ──

風と光が考える「オーガニック」とは

  1. 環境を健全に保つ循環社会
  2. 大自然に生きる動植物と共生する
  3. 地域の文化や食材を大切にする
  4. 人権を重んじる健全な社会を作る
  5. 身体に良いものを食べ健康を維持する

オーガニックの語源

ORGANIC(オーガニック)の語源はORIGIN(オリジン)と言われ「生命の」「本来の」「根源的な」と言った意味からきています。オーガニックは食べ物や農業だけではなく、わたしたちの生き方、考え方、環境、教育、経済など、ライフスタイルすべてに関わる言葉なのです。

様々なオーガニックの基準

有機認証の世界基準を作ったIFOAM
IFOAM(アイフォーム)とは、International Federation of Organic Agriculture Movements (国際有機農業運動連盟)の略称です。 IFOAMが策定した有機認証の基礎基準と、有機認証団体を認定する認定基準は、世界各国の政府や有機認証基準を構築するための国際ガイドラインとして尊重されています。

コーデックス有機ガイドライン
日本での有機認証制度は、国際的なオーガニック基準である「コーデックス有機ガイドライン」をベースにして、2001年に施行されました。このガイドラインは、IFOAMのオーガニック基礎基準を参考として策定されたものです。

JAS法
JAS法の正式名称は、「日本農林規格等に関する法律」です。この法律は、飲食料品等が一定の品質や特別な生産方法で作られていることを保証する「JAS規格制度」(任意の制度)に基づいています。具体的には、多年生作物は最初の収穫前3年間以上、それ以外の植物(野菜や米)なら播種または植えつけ前2年間以上、使用禁止資材を全く使っていない農地での栽培などの規格を満たした農産物・加工食品について、登録認証機関が検査を行い、認証された事業者が有機JASマークを付けています。

日本のオーガニックはスタートライン

日本のオーガニック農地面積はたった0.2%。欧米の100分の1に過ぎません。オーガニックが広がらない理由は第一に、政府や行政が有機農業に積極的でないことが挙げられます。第二に、経済的理由からオーガニックが高くて買えない層が多いのです。しかしいま、学校給食にオーガニックを取り入れる動きがようやく始まりました。福井県羽咋市や千葉県いすみ市を皮切りに、全国に広がりつつあります。弊社は「学校給食をオーガニックにする連絡会」の賛同団体として、この取り組みを支援しています。